●5年間で実質賃金年1%上昇へ カギは中小の賃上げ定着 BM業は労働生産性25%向上が目標
政府は6月13日、「経済財政運営と改革の基本方針2025」と「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画改訂版」を閣議決定した。「賃上げこそが成長戦略の要」との考えの下、29年度までの5年間で実質賃金年1%程度の上昇を社会通念(ノルム)として定着させるとの目標を設定。特に中小・小規模企業で賃上げを定着させるため、「中小企業・小規模事業者の賃金向上推進5カ年計画」を施策パッケージとして示し、その一環としてビルメンテナンス業等を対象とする「省力化投資促進プラン」も策定した。
●節電要請は行わず 予備率3%以上を確保 今夏の電力需給見通し
資源エネルギー庁はこのほど、今夏における電力需給対策を取りまとめた。需給見通しでは、10年に一度の猛暑を想定した場合でも、全てのエリアで安定供給に最低限必要とされる予備率3%を確保できる見通しとなり、節電要請は行わないこととした。
●マンション計画修繕施工協会 「マンション計画修繕施工議員連盟」を設立 小泉農水大臣が会長に就任
マンション計画修繕施工協会(略称MKS.A、坂倉徹会長)は6月4日、東京都千代田区の大手町サンケイプラザで第17回定時総会を開催し、2024年度事業報告・同決算、2025年度事業計画・同収支予算、役員改選について審議し、全て原案通り承認した。
翌5日には「マンション計画修繕施工議員連盟」が設立され、小泉農水大臣が会長に就任した。
●マンション管理業協会・第46回定時総会懇親会 新理事長に世古洋介氏 新たに副理事長2名も選任
(一社)マンション管理業協会は6月10日、東京都港区の第一ホテル東京で第46回定時総会を開催。令和6年度事業報告及び決算、役員選任について審議し、原案通り決定した。任期満了に伴う役員改選では総会終了後に開催した理事会で高松茂理事長に代わる新しい理事長として、世古洋介氏(三井不動産レジデンシャルサービス㈱取締役会長)を選任した。
●日本ペストコントロール協会・第54回定時総会 日本標準職業分類に「PC従事者」の立項目指す 青年部会、政治連盟、議員連盟の設立も視野
(公社)日本ペストコントロール協会(略称JPCA、山口健次郎会長)は5月27日、名古屋市中区の中日ホール&カンファレンスで第54回定時総会を開催した。
総会の開催にあたり挨拶に立った山口会長は、「2018年の総会で会長として信任いただいてから7年たつが、昨年4月、私どもの念願であったペストコントロール業が日本標準産業分類に新規立項された。現在は日本標準職業分類の新規立項を目指して活動中だが、その一方で社会問題となっているインターネットを使った悪質な事業者の活動を抑制するため、我々の協会は公衆衛生を担う唯一の団体で公正な事業者であることを周知する活動を行っていく」と語った。
●岩手県ビルメンテナンス協会・令和7年度定時総会 鈴木邦彦会長を4選 政治連盟も須川会長が続投
(一社)岩手県ビルメンテナンス協会は6月2日、盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡で令和7年度定時総会を開催。令和6年度事業報告と決算報告、令和7年度事業計画と収支予算案について審議し、全て原案通り承認した。
また、任期満了に伴う役員改選では3期6年間会長を務めた鈴木邦彦氏(北上ビルメン㈱代表取締役専務)を再選した。
●全国管洗浄協会・第23回定時総会 上之原靖理事長が続投 資格制度を大臣認定に
(一社)全国管洗浄協会は6月23日、東京都港区の第一ホテル東京で「第23回定時総会」を開催し、24年度事業報告・決算、理事選任、25年度事業計画・予算等の議案について審議、全て原案通り承認した。
理事選任では理事25人(うち新任2人)と監事2人(うち新任1人)を選任。直後に開かれた新役員による臨時理事会で、上之原靖理事長を再選したほか、業務執行理事を決定した。
●日本ファシリティマネジメント協会・令和7年度第1回通常総会 米倉誠一郎会長を再選 令和7年度は「今後に向けた正念場」 「重点活動方針」を明確化
(公社)日本ファシリティマネジメント協会(略称JFMA、米倉誠一郎会長)は6月25日、東京都中央区の協会会議室で令和7年度第1回通常総会を開催し、令和6年度事業報告・決算、定款変更、役員選任、相談役選任について審議、全て原案通り承認した。
役員選任では、非改選の8人を除く32人の理事(うち新任8人)と監事2人(いずれも新任)を選任。理事会で会長(代表理事)に現職の米倉誠一郎氏を再選した。