●グローブシップ 誕生10周年記念インタビュー 統合成功の原動力は社員のモチベーション 矢口 敏和 氏(グローブシップ㈱代表取締役社長)
業界大手のグローブシップ㈱(本社:東京都港区)は今年4月、2015年4月の経営統合から丸10年の節目を迎えた。業界の老舗だった㈱ビル代行と日本ビルサービス㈱が統合して発足した裏には、どのような事情があったのか? 新会社誕生のエピソードを含め、この10年間の足跡を同社の矢口敏和社長に振り返ってもらった。
●厚労省研究会 労働者の判断基準を見直し 多様な働き方を想定
厚生労働省は5月2日、「労働基準法における『労働者』に関する研究会」(座長=岩村正彦・東京大学名誉教授)を立ち上げ、第1回会合を開いた。従来の労働者の定義には当てはまらない新しい働き方への対応など、判例や学説、国際的な動向なども踏まえ、ある程度時間をかけて専門家による分析・研究を行う。
●「第9回インフラメンテナンス大賞」を募集 8省・3部門が対象 応募締切は7月16日
国土交通省など8省は5月14日、「第9回インフラメンテナンス大賞」の募集を開始した。
インフラメンテナンス大賞は、国内の社会資本のメンテナンスに関する優れた取り組みや技術開発を顕彰することで、メンテナンス産業の活性化とインフラメンテナンス理念の普及を図ることを目的としたもの。表彰は、❶メンテナンス実施現場における工夫❷メンテナンスを支える活動❸技術開発の3部門が対象となる。
●東京ビルメンテナンス協会・第15回定時総会 佐々木浩二会長を再選 会員のためのサービスに注力
(公社)東京ビルメンテナンス協会は6月3日、東京都荒川区のビルメンテナンス会館で第15回定時総会を開催し、24年度事業報告・決算、25・26年度役員等選任などの議案について審議、全て原案通り承認した。
役員等選任では新任8人を含む23人の理事と、新任1人を含む3人の監事を決定。新役員による臨時理事会で、会長に佐々木浩二氏を再選、副会長に梶山龍誠(留任)・鈴木一三(新任)・江村利明(新任)の3氏、専務理事に西海哲洋氏(新任)、名誉会長に一戸隆男氏(留任)を選任した。
●東京ビル管理用品協同組合 新理事長に加藤和博氏 25年度の購買目標額は15億5700万円
東京ビル管理用品協同組合(略称TBY、杉野光男理事長)は5月16日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で第52回通常総会を開催した。任期満了に伴う理事・監事の改選では、杉野光男理事長に代わる新しい理事長として加藤和博氏(加藤産業㈱代表取締役)が選任された。
総会では、24年度事業報告・決算、25年度事業計画・予算、理事・監事の選任などの議案について審議し、全て原案通りに決定。24年度の決算では共同購買額は15億1400万円で、前年度より5300万円、3・6%の増加となった。
●東京ガラス外装クリーニング協会 外装メンテナンス業の確立目指す 新しい資格制度誕生へあと一歩
(一社)東京ガラス外装クリーニング協会(略称GCA、佐元正之会長)は5月23日、東京都台東区の浅草ビューホテルで第12回通常総会と安全大会を開催した。
総会では、24年度事業報告・決算、25年度事業計画・予算、理事会推薦役員選任について審議、全て原案通り承認された。25年度は新たに「足場の組立等特別教育講習会」の開催を計画しているほか、新規講習会を検討。24年度に立ち上げた未来化計画準備室の事業として、ロープ高所作業に重点を置いた業種化と国家資格の制度化に向けて関係省庁等に働きかけを行うほか、ロープアクセスコンテストを主管し、内容を精査・検討の上、第2回を開催する。役員選任では新たな理事として㈲東進メンテナンスの森山直樹代表取締役が選任された。
●第34回BELCA賞表彰式 10件の建築物を表彰 BR部門では京都の料亭文化を守る建築物も
(公社)ロングライフビル推進協会(略称BELCA、蓮輪賢治会長)は5月19日、東京都中央区のロイヤルパークホテルで「第34回BELCA賞表彰式」を開催した(受賞建築物の詳細は本紙4月14日号6面に既報)。
今回の表彰建築物はロングライフ部門が3件、ベストリフォーム部門が7件の計10件。続いてBELCA賞選考委員会の三井所清典委員長(芝浦工業大学名誉教授)による選考総評、川瀬貴晴副委員長(千葉大学名誉教授)によるロングライフ部門と深尾精一副委員長(首都大学東京名誉教授)によるベストリフォーム部門の表彰建築物の紹介及び講評があった。
●日本フロアーポリッシュ工業会・第53期通常総会 楠薫会長を三選 汎用洗剤の試験方法やPFAS対応の検討を継続
日本フロアーポリッシュ工業会(略称JFPA、楠薫会長)は5月13日、東京都千代田区の霞山会館で「第53期通常総会」を開催し、24年度事業報告・決算、25年度事業計画・予算、任期満了に伴う役員改選などの議案について審議し、決定した。
役員改選は正会員14社の出席者による投票が行われ、25・26年度役員として8人の理事と会計監事1人が選任された。その後、新理事の互選により会長には㈱つやげんの楠薫代表取締役会長を再選。会長の指名により副会長には日本マルセル㈱の安達豊基代表取締役社長と㈱リンレイの森木正則専務取締役が再任された。そして会計監事にはミッケル化学㈱の大久保貴喜氏が選任された。