●25年度中小企業向け契約方針 受注者から申し出なくとも発注者は年1回以上協議を 低入調査は実勢価格を確認
政府は4月22日、25年度の「中小企業者に関する国等の契約の基本方針」を閣議決定し、国・地方公共団体に通知した。基本方針は中小企業・小規模事業者の受注機会の増大を図るため、毎年度閣議決定しているもの。官公需における中小企業向け契約目標は、前年度と同じく国や独立行政法人など全体で61%、新規中小企業者向けを3%以上と設定。また価格交渉・転嫁のための協議の実施、実効性のある低入札価格調査の実施なども盛り込まれている。
●東京都が耐震補強に補助金 ピロティ旧耐震マンションが対象
東京都は4月16日、「命を守るためのピロティ階等緊急対策事業」の申請受付を開始した。首都直下地震の切迫性が指摘される中で、特に倒壊の危険性が高いピロティ階等を有する旧耐震基準マンションを対象に、緊急的に補強するための設計・工事に対して補助を行う。
●バリアフリー基準 車椅子対応を強化 トイレや駐車場などが対象
バリアフリー法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)に基づく建築物のバリアフリー基準が改正され、6月1日から施行される。
改正されるのは便所、駐車場、劇場等の客席に関するバリアフリー基準。
●イオンディライト 大阪・関西万博のスタッフ約200名を効率管理 清掃・警備業務を効率化するスマホアプリを開発
イオンディライト㈱(本社:東京都千代田区、濵田和成社長兼グループCEO)は、4月13日に開幕した大阪・関西万博の運営を支える清掃・警備スタッフ約200名を効率的に管理するためのスマートフォン用アプリを開発し、運用を開始した。
●全国ビルメンテナンス協会 ビルメンテナンス会館をBIMモデル化 技能検定等の課題を見直し
(公社)全国ビルメンテナンス協会は4月24日、東京・西日暮里のビルメンテナンス会館で第61回定例理事会を開催し、2025年度事業計画・予算などについて審議、全会一致で決定した。
●BREX 過去最多の「来場者参加型」企画が目白押し 全国ビルメンテナンス協会とマンション管理業協会が初コラボ
住まい・建築・不動産の総合展「BREⅩ」実行委員会(運営:⑭イノベント)は、6月4日(水)~6日(金)の3日間(時間は10時~17時)、東京都江東区の東京ビッグサイト東展示棟にて「住まい・建築・不動産の総合展[BREⅩ]2025」を開催する。
本総合展は住宅ビジネスフェア、非住宅木造建築フェア、ビル建築・管理EXPO、マンション総合EXPO、マンション管理組合サポート展、賃貸住宅管理・仲介EXPO、建物の防災EXPOという七つの展示会で構成される。このうち、ビル建築・管理EXPOと建物の防災EXPOは今回が初開催となる。
●ugo ロボット活用認定資格「ugo Robotics Specialist」を創設 ロボットで社会を動かすスペシャリストに
業務DⅩロボットの開発を手掛けるugo(ユーゴー)㈱(本社:東京都千代田区、松井健CEO)は、ロボット関連技術およびロボットを活用した業務改善の基礎知識をはじめ、ugo製品・サービスに関する知識と実践的な技能をレベル別に認定する「ugo Robotics Specialist認定資格制度、略称URS(ユアーズ)」を創設した。