令和3年4/12号【1921号】主なトピックス

事務所衛生基準 独立個室型トイレを定義
厚生労働省の「事務所衛生基準のあり方に関する検討会」(写真上、座長=髙田礼子・聖マリアンナ医科大学教授)は3月24日、事務所のトイレ設備や休養室、照度などに関する基準について見直しの方向を示す報告書を公表した。報告を受け同省では、労働政策審議会で事務所衛生基準規則、労働安全衛生規則の改正について検討する方針だ。

三鬼商事調査 都心オフィス空室率5%超  賃料7カ月連続下落
オフィス仲介大手の三鬼商事は、東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の2月のオフィス空室率が平均5・24%だったと公表した。12カ月連続の悪化で、5%を超えるのは2015年6月以来、実に5年8カ月ぶり。オフィス市場はリーマンショック以降、これまで一貫して回復傾向を示してきたが、新型コロナウイルスの感染拡大で急速に悪化していることが明らかとなった。

●「清掃サービス」にエコマーク
(公財)日本環境協会(森嶌昭夫理事長)は、このほど「清掃サービス」のエコマーク認定基準を制定し、審査申込受付を開始した。
持続可能な社会の構築が課題となる中、清掃サービスにおいても使用する資材の選択などを通じた課題解決への貢献が求められている。

2021年度雇用保険 助成金助成対象を重点化
 厚生労働省は4月以降に適用する2021年度雇用保険関係助成金の改定の概要をまとめた。新型コロナウイルス感染症の影響で雇用調整助成金の支給決定額が3兆円を超えるなど雇用保険財政が逼迫する中、助成金の重点化が図られている。

総務省消防庁 BCP策定は94.4%
総務省消防庁は2月25日、地方公共団体における業務継続計画(BCP)の策定状況と非常用電源の設置状況をまとめた。調査時点は20年6月1日。

第9回ロボット大賞 警備ロボットに会長賞
経済産業省など6省と(一社)日本機械工業連合会は3月11日、「第9回ロボット大賞」の受賞ロボットを決定した。
ロボット大賞は日本のロボット技術の発展や事業化促進を目的に、特に優れたロボットや部品、ソフトウエア、先進的な活用、研究開発、人材育成の取り組みなどを表彰するもの。2006年度に創設され、08年度以降は2年に1回開催されている。

厚労省 ビルメン発注ガイドラインを改正
厚生労働省は先頃、公共工事品質確保法(品確法)が2019年6月に改正されたことを受け、「ビルメンテナンス業務に係る発注関係事務の運用に関するガイドライン」を改正した。
改正品確法では「維持管理の担い手の中長期的な育成・確保に配慮しつつ、適切に点検・診断・維持・修繕等を実施するよう努めること」が規定され、維持管理が公共工事の発注者の責務として明確に位置づけられた。

2020年建築着工統計調査 床面積は1割減に
国土交通省の建築着工統計調査によると、2020年の建築物の着工床面積は1億1374万㎡(前年比10・8%減)で、3年連続の減少となった。

厚労省 職業訓練コースの設定要件を緩和
厚生労働省は、職業訓練の受講者が仕事との両立を図りやすくするため、21年度末までの特例措置として職業訓練コースの期間や時間に関する設定要件を緩和する。
対象となる訓練は、雇用保険を受給できない求職者を対象とした求職者支援訓練と、原則として離職した雇用保険受給者を対象とする公共職業訓練。

ロングライフビル推進協会 第30回BELCA賞
(公社)ロングライフビル推進協会(略称BELCA、押味至一会長)は3月25日、第30回BELCA賞(三井所清典・選考委員会委員長)の表彰物件を発表した。同賞には、長年にわたり適切な維持保全を実施した建築物を表彰するロングライフ部門と優れた改修で価値を向上させた建築物を表彰するベストリフォーム部門があり、今回は前回と同じくロングライフ部門で3件、ベストリフォーム部門で7件が選ばれた。これで表彰件数は、第1回(1991年度)から今回までの計30回で296件となった。なお、表彰式は昨年度に続き今回も、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となった。