平成22年3月のトピックス

1日8日15日29日


3月1日号

維持管理費1平米あたり22円減額

国交省 21年度保全の現況公表、価格の目安に

 国土交通省は2月19日、国が管理する建物の保全実態調査の結果を集計・分析した平成21年度「国家機関の建築物等の保全の現況」をまとめ公表した。この中で一般事務庁舎の保全費用について平均単価を出しているが、1平方メートルあたりの年間維持管理費は前年度比で22円減の2261円、光熱水費は55円増の2358円で、合計4619円だった。同省はこの値と比較して、極端に安いか高い庁舎施設は、業務内容や発注方式の見直しが必要と指摘している。


最新省エネと課題学ぶ

エネ協 省エネシンポ開催、14件を表彰

   
 省エネルギーシンポジウム  優良ビルと向上ビルを表彰

 (社)日本ビルエネルギー総合管理技術協会(西村日出穂理事長)は2月17日、メルパルクホール(東京都港区芝公園)で「地球環境とビルの省エネルギー」をテーマに、平成22年度ビルの省エネルギーシンポジウムを2部形式で開催。会場には約400人が参加し、最新の省エネの現状と今後の課題について学んだ。


名古屋駅前に高層ビル

 
 
 新ビルの完成予想パース

JR東海 商業施設、ホテル、オフィス等延26万m²

 JR東海は2月10日、名古屋駅前に建設する高層ビルについて、中部地方最高となる260メートルだった当初構想を220メートルに変更すると発表した。将来のオフィス需要や隣接するJRセントラルタワーズとの調和を考慮し、全体の規模を縮小した。


「第19回BELCA賞」決まる

住友3M本社ビルなど10物件

 
 北海道大学農学部本館

 (社)建築・設備維持保全推進協会(高木丈太郎会長)は2月5日、「第19回BELCA賞」の受賞物件を発表した。BELCA賞とは、良好な建築ストックの形成に寄与することを目的に設けられた国内初の既存建築物の総合表彰制度で、ロングライフ部門4件、ベストリフォーム部門6件を決定した。これにより同賞受賞物件数は、ロングライフ部門88件、ベストリフォーム部門98件、計186件となった。
(写真は第19回BELCA賞ロングライフ部門受賞物件)



     
 NTT横須賀研究開発センター 住友スリーエム本社ビル  武庫川女子大付属中・高校校舎棟 


第20回ビルメンフェア開催 BM用品の展示即売会

横浜建物管理協組 新製品・新システム紹介

 横浜建物管理協同組合(平田二夫代表理事)は2月10日、恒例のビルメンテナンス用資機材の展示即売会「第20回ビルメンフェア」を横浜産貿ホール(横浜市中区)で開催した。会場にはメーカーなど29社が出展し、新製品・新システムをはじめ注目の製品を紹介。また、好評の三崎朝市協同組合による冷凍マグロや新鮮野菜の直売会も行われ2500人が来場した。紙面では注目製品を2回にわたり紹介する。

     
 大盛況の第20回ビルメンフェア クオリティの「プロフト」 「極線君」 
     
 ジョンソンディバーシー
アップライト型自動床洗浄機
「SWingo150」
カート式ウエットバキューム
「JWD-220T」
山崎産業
「プロテックパワーハンドル(S)」
     
アマノのダスコン作業削減洗浄機 「SE-430eSW」  



3月8日号

所定内賃金4年連続で下落

厚労省 賃金構造の基本統計調査、ビル清掃・警備は増加

 厚生労働省は2月24日、2009年における賃金構造の基本統計調査の概要を発表した。調査によるとフルタイム労働者の所定内賃金は男女合計平均で29万4500円となり、前年の29万9100円と比べて4600円(1.5%)減になったことが明らかになった。これで2006年以降4年連続しての下落となる。ビル清掃員の所定内賃金は男性が20万3500円で前年比5000円増、女性が14万5300円で同1800円増、警備員も19万7000円で、同100円増だった。


平成21年労災発生状況(速報)BM・警備とも減少

大企業での発生高い

 厚生労働省が2月25日に発表した平成21年1月から12月までの労働災害発生状況(速報)で、ビルメンテナンス業の死傷災害発生状況(死亡災害及び休業4日以上の死傷災害)が1876人となり、前年比で268人(12.5%)減少したことがわかった。また、警備業も死傷災害発生が742人となり、前年同期比89人(10.7%)減少している。


首都圏大型ビル平均空室率 8.3%

募集賃料は17カ月連続で下落

 (株)ビルディング企画(本社・東京)は2月24日、首都圏をはじめ札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡のオフィスビル市況調査(2010年1月度)結果を発表した。都心5区(千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区)の大型ビル平均空室率は、前月と比べ0.3ポイント上昇し8.3%。平均募集賃料は2万2499円で17ヵ月連続の下落となった。


小林選手(個人ノーマルヒル)7位入賞

バンクーバー五輪 夢と感動をありがとう

 
 早朝から声援を送る会社の皆さん

 17日間にわたり熱戦が繰り広げられたバンクーバーオリンピックが2月28日(日本時間3月1日)幕を下ろした。日本は金メダルには届かなかったが、計5個のメダルを獲得、4年後に向けて新たな可能性を示した。メダルを期待されていた日本選手のひとり、ノルディック複合日本のエース小林範仁選手(27歳)(東京美装興業(株)所属)は、個人ノーマルヒルで7位に入賞。残念ながらメダル獲得には及ばなかったものの、クロスカントリーでは一時トップに躍り出るなど大きな見せ場をつくり日本中に熱い感動を残した。


障がい者雇用調査に協力

東京BM協会 定時総会開き、新年度事業、予算きめる

   
 一戸会長 東京BM協会定時総会 

 (社)東京ビルメンテナンス協会(一戸隆男会長)は2月23日、ビルメンテナンス会館で定時総会を開き、平成22年度事業計画案と収支予算案、定款変更にともなう諸規則の改正案などを審議し、原案通り承認した。  冒頭あいさつに立った一戸会長は「新公益法人の認定は、申請後2回にわたる修正に応じ、認定の方向に向かっています。新年度の事業計画と予算は、協会の更なる発展を目指し、短期・長期の取組みを盛り込んだ内容となっています」とのべたほか、東京都から知的障がい者の雇用について、都庁舎の一部を使って実地調査を行うため、協会に協力の要請があったことを明らかにした。


岩手大と産学連携事業推進

岩手県BM協会 新年度事業計画、予算など審議

   
 岩手県BM協会通常総会 伊藤会長 

 (社)岩手県ビルメンテナンス協会(伊藤英明会長)は2月25日、盛岡市内のホテル東日本盛岡で第15回通常総会を開催して、平成21年度収支補正予算案、同22年度事業計画案、同収支予算書案、定款施行細則の一部改正を審議し原案通り承認。新年度に岩手大学との産学連携事業に取り組むことを盛り込んだ。


高齢者専用賃貸住宅「やちだもの家」を運営

第一商事 施設内には社員の託児所も併設

     
 やちだもの家 介護用の浴室  車いすがすれ違うことのできる
広々とした2階廊下 

 第一商事(株)(本社・岩手県盛岡市、柴田義春社長)は昨年12月1日、盛岡市加賀野に高齢者専用賃貸住宅「やちだもの家」を建設しオープンさせた。  同施設は全室個室で、介護の必要な高齢者が一人で安心して自分らしい時間を過ごすための住環境や介護サービス、食事の提供などのサービスを提供している。  また、施設内に同社社員の修学前の子供を預かる託児所「やちだも園」を併設しているため、入居者に子どもたちの元気な声と笑顔が毎日届けられるという。



3月15日号

建築物衛生法施行規則一部改正

厚労省 維持管理権限者の届出など、10月から

 厚生労働省は、建築物衛生法の施行規則を一部改正する。施行は今年10月1日の予定。改正内容は、特定建築物の届出の際、維持管理権原者の氏名と住所の届出を追加することや、届出に添付する書類として所有者以外に維持管理権原者がある場合はそれを証明する書類などを追加する。同省は改正のための省令案に関する意見募集を3月28日まで行っている。


賃料水準上下限とも下落 都心の空室率5.5%

東京ビルヂング協会のビル経営動向調査

 (社)東京ビルヂング協会(高木丈太郎会長)はこのほど、2010年1月期の「ビル経営動向調査結果」を発表した。東京23区の1坪あたりの平均賃料(共益費込み)は、上限が2万7872円(前回2万8220円)、下限は1万7004円(同1万7415円)と上下限とも下落した。23区の平均空室率は5.5%で前回調査(5%)と比べ0.5ポイント上昇した。


諸制度の活用を積極推進

東京ビルメン政治連盟総会 運動方針決める

 
 東京ビルメン政治連盟が通常総会

 東京ビルメンテナンス政治連盟(一戸隆男理事長)は2月23日、ビルメンテナンス会館で通常総会を開き、平成21年事業報告と収支決算報告、監査報告、同22年度運動方針・事業計画案と予算案を審議し原案通り承認した。運動方針として、関係諸法令と税制改正について、ビルメンテナンス業の利益に資する適切な対応、都議会議員連盟や国会議員と連携し、課題解決に向かって運動を行うことを盛り込んだ。


ビル清掃・警備の賃金増加

厚労省 賃金構造の基本統計調査概要

 厚生労働省は2月24日、2009年における賃金構造の基本統計調査の概要を発表した。ビル清掃員の所定内賃金は全国平均で男性が20万3500円で前年比5000円増、女性が14万5300円で同1800円増、警備員も19万7000円で、同100円増だった。


第20回ビルメンフェア開催

BM用品の展示即売会

 前回(本紙3月1日号)に続き、横浜建物管理協同組合(平田二夫代表理事)が2月10日に開催した、ビルメンテナンス用資機材の展示即売会「第20回ビルメンフェア」から注目の製品を紹介する。

   
 
 S.M.S.Japanの「スティンマジック」
(ダブルスプレータイプ)
 
コニシの「ユージェルS」  コニシの「フェイスマスク5802N」 
   
 サンワの「M.F.フクラブスポンジ」 シンエーの「キャッチモップ」
(写真はパワーグラブ) 



3月29日号

住宅地4.2%、商業地6.1%下落

国交省 公示地価発表、上昇地点は7ヶ所

 国土交通省が3月18日発表した今年1月1日時点の公示地価によると、全国平均で住宅地が前年比4.2%下落、商業地が6.1%下落と、ともに2年連続で下落した。全国2万7410の調査地点のうち上昇した地点はわずか7カ所、横ばいが101カ所だった。下落率上位10地点はすべて商業地で、9地点が東京都心部だった。商業地の地価は、オフィスビル空室率の上昇などで収益力低下が続き、調査開始以来最低まで落ち込んでいる。


知的障がい者雇用の調査実施

東京BM協会が都から調査業務受託

 (社)東京ビルメンテナンス協会(一戸隆男会長)は3月11日、東京都が発注した「都庁舎における知的障害者の雇用管理に関する実施調査委託」を2688万円で落札した。  同調査は4月から来年3月まで、都庁舎の21階から24階の4フロアを使って、実際に知的障がい者の就労を行い、仕事をしてもらった結果から見出された課題や成果を報告書にまとめるもの。  都は知的障がい者の雇用確保と定着化を図ることを目的として、庁舎を使った清掃業務で雇用管理の実証・検討を行うため、東京ビルメンテナンス協会と特命随契で委託契約を結んだ。


高齢者用マンションと有料老人ホームの複合施設

立川市 昭和記念公園北西に延6.4万m²を計画

 東京都立川市は、国営昭和記念公園北西に隣接する敷地に、高齢者用マンションと有料老人ホームの複合施設を計画。今後、近隣住民と建設計画について調整した上で、2011年5月に着工し、13年度に竣工する予定。規模は、RC一部SRC造10階建て延べ床面積約6万4000平方メートル。有料老人ホームは健常住戸338戸、一時静養室100室で構成。高齢者マンションは住戸数222戸を整備。


平成22年度東京都落札速報 建物清掃

入札制度の問題点浮きぼりに

 全国の都道府県や市区町村で、新年度のビルメンテナンス業者を選定する入札が行われている。ここでは、東京都が3月23日までに実施した建物清掃業務委託の325件の落札結果を掲載する。財務局発注の45件について、昨年の結果と比較したところ、落札金額が平均で7.15%減額になっていた。業者の交代は16物件で行われ、業者交代物件の落札金額を見ると平均で昨年より8.11%減額していた。こうした業者交代を防衛し、クリーンクルーの既存現場を確保するため、昨年に比べ半値の金額で落札した物件もあり、業者泣かせの入札制度の問題点が改めて浮き彫りになった。


「水」だけで短時間に洗浄

テナントカンパニー日本支店 乗車型スクラバー7100発売

 
 バッテリー式乗車型スクラバー7100

 テナントカンパニー日本支店はこのたび、バッテリー式乗車型スクラバー(自動床洗浄機)7100(ec-H2O™仕様)を発売した。7100モデルは、洗剤を使わなくても水だけで中性洗剤と同等以上の洗浄効果を発揮する、同社独自の洗浄技術ec−H2O(イー・シー・エイチツーオー)を搭載。洗剤代がかからないのでコスト削減が図れるだけでなく、残水、残留洗剤による転倒リスクを減らす効果があるとして、全米フロア安全管理協会(NFSI)の「すべり・転倒事故防止製品」に認定されている。


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