地域別最低賃金 早期に平均1000円へ

 政府は6月21日、「経済財政運営と改革の基本方針2019」(骨太の方針2019)を閣議決定し、この中で最低賃金の引き上げについて「より早期に全国加重平均が1000円になることを目指す」とした。昨年度までの「年率3%を目途として」との文言は盛り込まれなかったものの、賃上げを政府が主導する姿勢は崩してはおらず、経済界では中小企業を中心に最低賃金の大幅引き上げを継続することに異論が強まっている。そのため、近く始まる中央最低賃金審議会での地域別最低賃金の改定目安額に関する議論では、例年以上の厳しい折衝が予想される。