我が社は工場や倉庫の業務用エレベーターの点検、修理が多いため、現場が休みの時が、私たちの主な出動時間になります。従って、確実に土日は昼間点検、夜修理という感じです。
子どもたち(上の2人)が小さい頃は、なかなか休日に家族揃って遊びに行くことができず、子どもたちは不満もあったかと思います。今はもう長男が高校生になり、土曜はアルバイト。中3の次男が7つ下の三男と対等に(!?)遊んでくれるので、私の出る幕も随分と減りました。反対に、私が家にいると妻から「仕事に行ってこい!」と言われてしまいます。
実際、たまに土日が休みで家にいても、何もやることがないんです。せいぜい車の掃除をするか、整理整頓をするくらい。だから休んでも1日で十分。2日も休むと、体が鈍ります。
ある意味、野球選手時代からの“職業病”といえるかもしれません。ずっと動いていないと落ち着かない。寝過ぎれば、今度は首や腰が痛くなります。かといって、全く休みたくないわけではないのですが…。
ところで、私は社用車の中もこまめに掃除し、中に積む部品や道具も整理整頓しています。飲み終わったドリンクの缶やペットボトルは、すぐゴミ箱へ。運転時に出る高速道路や駐車場料金の領収書は、その場でマグネット付きのクリップで分けて整理しておきます。結構、グローブボックスの中にポイッと入れておく人が多いですよね。
私は、作業着はもちろん、車についても、お客さんがどう見ているかまで気にして整えておくべきだと思っています。それが社会人として、必要最低限のこと。たった一人がだらしない身なりや汚い車で客先を訪れただけで、会社全体のイメージを損なう恐れもあるわけですから。
エレベーターの点検、修理から最後の清掃までが、私たちの仕事。「来た時と風景を変える」「見栄えをよくする」ことを常に心掛けなければなりません。それにはまず、自分の身なりや身の回りから整え、キレイな格好で行くのが当然だと思います。(・・・続きは紙面で)