東京都入札監視委員会(委員長=楠茂樹・上智大学大学院教授)は3月29日、入札契約制度改革に関する検証結果報告書を大筋でまとめた。都では豊洲市場や東京2020大会競技施設の建設工事の入札で応札者が1者、落札率が99・9%となったことを問題視。入札契約制度の見直しに着手し、昨年3月31日に「入札契約制度改革の実施方針」を策定した。